シンポジウム(最新情報)
事業再生研究機構では、その活動の一環として、本機構会員のみならず一般の方々も対象にしたシンポジウムを開催しています。
通常、5月の定時総会後に行われるシンポジウムは、事業再生に関わる今日的・時事的なトピックをもとにテーマ設定されますが、情報の鮮度と精度の高さから、常に社会的な注目を集めています。
◆2025年度シンポジウム開催ご案内◆
「経営者保証改革を実践する!」
【日時】2025年5月31日(土)13:15~17:30(13:00~13:15は会員総会を開催いたします)
【開催方式】リアル会場(AP日本橋)とオンラインでのハイブリッド開催
【懇親会】シンポジウム終了後、同ビル3階にある公益社団法人商事法務研究会の会議室にて開催
【参加費】
事業再生研究機構会員:シンポジウム 会場参加 4,000円、オンライン参加 2,000円、懇親会 7,000円
非 会 員 の 方 :シンポジウム 会場参加 6,000円、オンライン参加 4,000円、懇親会 7,000円
【詳細】ご案内(PDF)
参加お申込みはこちら(Peatixのサイトに移ります)
お申込みをいただいた方には5月29日にPeatixのメッセージ機能で当日のご案内を差し上げておりますので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
【概要】
当機構の経営者保証改革研究会においては、中小企業の事業再生のためには経営者保証に依存しない融資慣行の確立・加速が重要であると考え、一昨年より、3つのチームに分かれて調査研究を深めて参りました。すなわち、①入口論チームでは、経営者保証に関して、中小企業金融における金融機関や債務者企業の実情に応じた具体的な対応策(解除又は停止条件付保証契約を含む)を検討し、②出口論チームでは、主たる債務の整理局面において保証債務を処理する際の予見可能性を高めるべく、経営者保証ガイドラインにおける重要な課題について検討し、③責任論チームでは、経営者保証の機能の一つとして経営者の規律保持が挙げられることに着目しつつ、主たる債務の整理局面における経営者の法的な対第三者責任について、経営判断の原則の視点から研究して参りました。
これらの調査研究を踏まえ、過日、全国の金融機関や信用保証協会等に対し、経営者保証に関するアンケートを実施し、約400社からご回答を頂戴しました。これらの調査研究等の結果をもとに、広く情報発信・意見交換を行うべく、今年度のシンポジウム「経営者保証改革を実践する!」を実施いたします。
当機構会員以外の皆様も奮ってご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。
【プログラム】
開会の辞 蓑毛 良和(当機構専務理事 弁護士 三宅・今井・池田法律事務所)
第1部 基調講演・報告
基調講演
坪内 謙 氏(中小企業庁事業環境部金融課 課長補佐)
基調報告①(入口論)
森 智幸 弁護士(岡山弁護士会 岡山ひかり法律事務所)
浅井 悠太 弁護士(京都弁護士会 浅井法律事務所)
基調報告②(出口論)
石川 貴康 弁護士(千葉県弁護士会 コンパサーレ法律事務所)
基調報告③(責任論)
山本 隼平 弁護士(大阪弁護士会 藤井薫法律事務所)
第2部 パネルディスカッション
(1) 入口論
パネリスト
東 博司 氏(北國銀行 執行役員 法人部長)
田島 精一 氏(しののめ信用金庫 資産管理部 部長)
四十山千代子 弁護士(東京弁護士会 アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業)
横田 直忠 弁護士(第一東京弁護士会 阿部・井窪・片山法律事務所)
コーディネーター
髙井 章光 弁護士(第二東京弁護士会 髙井総合法律事務所)
(2) 出口論
パネリスト
牧岡 大介 氏(きらぼし銀行 融資管理部 部長)
土屋 明彦 氏(東京信用保証協会 債権管理部 部長)
山形 康郎 弁護士(大阪弁護士会 関西法律特許事務所)
宮原 一東 弁護士(東京弁護士会 桜通り法律事務所)
コーディネーター
野村 剛司 弁護士(大阪弁護士会 なのはな法律事務所)
閉会の辞 松下 淳一(当機構代表理事 学習院大学法学部教授)
(※プログラムは現時点での予定であり、変更になる可能性もございますのでご了承ください。)
これまでの開催実績はこちら
主催:事業再生研究機構
後援:一般社団法人事業再生実務家協会・全国倒産処理弁護士ネットワーク